~現場回想記~K 邸(基本設計は自分で)   #1 出会い

初見した敷地からの眺め
初見した敷地からの眺め

新しい依頼主(候補)の敷地を下見してきました。
市内の市街化調整区域際の某所。高台で景観が良く、調整区域のためこれ以上建物が建つ心配もない、とても静かな敷地でした。晴れた日には富士山も見えるそうです。

 

この土地を買われたのは50代くらいのご夫婦。すでに住まいの構想はかなり練られており、模型までご自分で作っておられました。それもそのはず、ご主人は大手ゼネコンにお勤めとのことでしたから、模型くらいは朝飯前といったところでしょうか。

今回はたまたま建築士同士で話が早いですが、その分を割り引いても、私達との付き合い方が上手な方とお見受けしました。これは何も難しいことではなく、要するに人と人が相手の立場で考えられるかどうかですよね。

 

【住まいのつくり方―建築家といかに出会い、いかに建てるか】(中公新書)   

プレファブや建売住宅に満足できない方は是非読んでみてください。

 

掲載日:2008.03.06